2009年10月17日

そういえば「開国博Y150」はとっくに閉幕

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企画の段階では開港150周年を記念する単なる「イベント」としてのイメージだったが、いつのまにか「博覧会」などという仰々しいものに「格上げ」されて開催された「開国博Y150」。集客力に欠けていたことで、結果として大きな赤字を抱えてしまうことに。

誰が責任を取るのかという議論も起こり、水面下では責任の擦り付けが活発化しているのではないかと感じてしまう。全体を統括した前市長なのか、前市長の後を追うように退任した本事業を担当した前副市長なのか、後任の新市長なのか、それとも役所、団体、企業からの「寄せ集め」で作られた財団法人が責任を負うのか、今ひとつはっきりとしていない。

今回の大赤字は決して予想外なことではない。会場内に一歩足を踏み入れれば、この内容で収益を期待できるはずがないということは誰の目にも明らか。どうして、会期中に何かしらの手をうとうとしなかったのか。手を打った結果が数十億円の赤字で済んだということなのだろうか。その辺のことは全く不明。

入場券を当日買うと2千円以上するものなのだが、会期の後半ではチケットショップで500円程度で販売されていたとの噂も耳にする。チケット価値の下落の背景には、当然ながらイベントの質というものがある。それが市民や観光客に受け入れられなかったということ。

何はともあれ、普通のルートで入手した入場券があったので、市民として一目だけでも見学をしておかなければということで、入場してみることに。冒頭の写真は、今回の博覧会の唯一かつ最大の目玉である巨大蜘蛛。「一匹」で5億円もの巨額が投じられているという。さすがに人だかりでよく見えない。一目、蜘蛛を見ようと隣で懸命に背伸びをしてバランスを崩したご夫人らにドンケツされて、前で撮影していた若人の画面がファインダーに入ってしまう結果に。

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ちょっと横にそれると、ぐんと混雑がなくなる。なるほど、建設重機の構造をベースに製造されているであろうことが丸見えになっている。複数の作業アームを絡ませずに操縦することができれば、それが蜘蛛に似た動きとなって観るものに一種の感動を与える。

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蜘蛛を操縦するクルーたち。真剣な表情と素敵な笑顔が印象的。この蜘蛛は子供たちに大人気。長い間、お疲れ様!
posted by 小津 杉三 at 06:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感手記-社会・政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「赤字が出たらどうするか」ということを、開幕前に取り決めていなかったんでしょうかね。
なんという杜撰さ!

一方、市民共催ということで、見る方ではなく企画する側として参加した市民は皆、喜んでいました。
Posted by 酔華 at 2009年10月18日 06:01
… 結局、一度も足を運びませんでした。。。
Posted by 小径のヌシ(^−^) at 2009年10月19日 08:11
ワタシも結局行きませんでしたぁ。

行った方(無料券で…><)のお話を聞いてお腹いっぱい…という感じでした。

フード関係の充実など、もっとエサを振りまいて欲しかったです。

Posted by ぶるねこ at 2009年10月19日 17:14
>酔華さん
 役所では多くの事業は収支トントンベースで決めますので、赤字がでたら具体的にどうするのかということはあまり言及しないのかもしれませんねぇ。。。

>小径のヌシ(^−^)さん
 むしろ、それで正解だったかもしれませぬなぁ。。。

>ぶるねこさん
 何しろ、見所が皆無だったという噂もありますからねぇ。。。
Posted by 小津 杉三 at 2009年10月19日 21:58
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